夏の思い出

平素よりお世話になっております、坂本光久です

今年の夏はいくつかツアーとライブの話を頂いていたのですが残念ながらどれも頓挫。自分の制作をしようとしていたら突発的にジャズ系アレンジとレコーディング依頼が入りまして大急ぎで準備してスタジオに入りました

ジャズ系ということで、1967年GIBSON ES-335とMaton メサイア、K.YAIRIのエレガットを持っていきました。特殊なレコーディングのためマイクが使えず、KEMPERを持参。

急遽メンバーを集めることになり、ピアノに広田圭美(227)、ベースに高野逸馬、ドラムに鈴木淳一という布陣でせーので一発レコーディング。みなさん手練なのでかなり早く進めることが出来ました。色々進行で苦労かけましたがしっかりこなしてくれました。

このレコーディングの数日前に偶然出会った1967年製の335。フルオリジナルでハンダバージンという状態。この日が初出勤でしたがオケ中での抜け具合も最高に良く、買ってよかったです。フルオリジナルの強さを思い知らされました(このせいで1966年ストラトをオリジナルのデフォルトサウンドに戻そうとしています)

バンドマスターという立場なら「自分より才能のある人物を配置せよ」という言い伝えがありますが、まさにそれを地で行く結果となりました。なかなか大変だったけどおかげさまでいい夏の思い出が出来ました。

しかしこのレコーディングスタジオ、上階が教会という特殊な建物というプラシーボ効果なのか、何かとてもいい気が満ちている感覚がありました。いい気が満ちてる場所や人はとても居心地がいいものです。

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