平素よりいつもお世話になっております、坂本です
「改造済みヴィンテージをデフォルトのパーツに戻す」という作業にハマっていましたが66年ストラトも今日ようやく音色チェックが終わり、あとはプロによる最終のハンダ付けを残すのみ。
ようやく終わったな〜という感じです。
都度録音もしておいたので詳しくはいずれ自分のyoutubeチャンネルに置いておきます。(youtubeは放置しっぱなしですみません)
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66年ストラトは70年代にPU以外の電子パーツ、内部配線、コンデンサなどが交換されておりそのせいでややマディと言いましょうか、重心が下がったトーンになっていました。当時のオーナーの好みなのか時代のブームだったのかはわかりませんが‥。いい音なのですがあと一歩何かが足りないモヤモヤがありました。
内部のパーツが原因と判明するまでにナットを4種類も替えたりハンダをビンテージに替えてみたりRAW VINTAGEのスプリングを入れてみたり、若手リペアマンの松本くんと思いつくまま色々と試しました。「いや、もっと良くなるよね」とずっと言いつつ笑
そこまで試しても根本的に変化がなくやっぱり電子パーツだなということになり
1966年当時のパーツをeBayなどの海外サイトで買ったり、手に入らないものは精度の高いレプリカを輸入。このパーツ探しが面倒でしたね‥
そして実際にすべてを取り付けてみると、おおおおっ!澄んだ美しい高域が‥!
ダブついた低域も無くなり、ようやく求めていたヴィンテージ・サウンドになりました。 耳障りでない高域がすごく心地良い!
この澄んだ高域を求めていたのです
時間が掛かりましたが、遠回りしたぶんナットなどの各パーツがギターの鳴りに与える影響もダイレクトに知ることが出来、素晴らしい勉強になりました。
自分のギターを使って自分の身銭を切って試さないとやっぱりダメなんだなぁと改めて。本当に知りたい情報はいつもネットに無いんですよね。困ったもんです。
資産的な価値はまた別の話ですが、サウンド面を考えると
多くの人がオリジナルパーツにこだわる理由が理解できます。
ピッキングとフィンガリングでトーンやゲインをコントロールタイプの人は
オリジナルパーツの方がいいかも知れません。しかしこればっかりは各々のプレイスタイルや環境にも寄りますので一概には言えませんが。
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個人的には欲しい音色がたまたまヴィンテージ年代のギターだったという意識なので収集や資産運用的な購入には今後も興味は沸かないでしょうし、次はハイテクなギターを買ってしまうことでしょう笑
というわけで、お付き合いありがとうございました。