4月になれば

平素よりいつもお世話になっております、坂本光久です

自宅待機が続く毎日です、皆様いかがお過ごしでしょうか。

音楽の仕事は政府の緊急事態宣言が出されてからストップしました。ライブは不可能。レコーディングスタジオの仕事も感染の危険があるので延期、もしくは自宅スタジオでレコーディングを行い、そのファイルを送信するという形になっています。黙ってスタジオでやってしまってもバレないのでしょうが、関係者を守るため、感染者の増加を防ぐために敢えて難しい決断を下した関係者の方々を尊敬します。

しかし原稿依頼は物凄く増えまして、朝からずーっと原稿書いてます。息抜きで白いストラトをいじって「音が違う!」とかアレコレやったり曲書いたり、もちろん音楽へのモチベーションは一切下がりません。

さて予想通りといいましょうか、自粛疲れやさまざまな不安で世が毛羽立ってる感じがします。普段は楽しいTwitterやFacebookも誰かを罵るアホだのバカだの汚い言葉が踊り、ホントかウソかわからない情報が入り乱れています。別にお金貰ってSNSやってるワケではないので嫌だと思ったら即ミュートしますけど。楽しむためにやってるので。

SNSで情報を得るのもいいのですが、厚生労働省のサイトなどで資料を見ると結構わかりやすく書かれていますよ。政府のサイトなんて馴染みもあまりないので普段は見ませんけど、ちゃんとしてるなと思いました(失礼)

我々のような仕事をしている人間が「家に居ろ」と発信することは大切ですし、人気のある方が発信すれば効果もあると思います。しかし小さなお子さんを抱えて共働きであったり、家族間に問題があるご家庭では家に居るということは相当なストレスになることでしょうね。決して簡単ではない、難しい問題が各方向に存在しているのは間違いと思います。誰も答を知らない問題に直面しているのですから当然と言えば当然です。

ミュージシャンも色々と大変ですし、多くの人が同じように不安を抱えていることかと思います。長丁場になることは間違いないので、ネガティブな情報や根拠のない楽観に一喜一憂しないことが大切になってくるでしょう。とにかく、いまは大げさではなく世界戦争の真っ只中ですから、まずは生き残りましょう。

音楽の仕事も小休止な現状ですが、正直、落ち込んだり動揺もないんですよね。音楽を始めた頃だって仕事は無かったけど、毎日ギターを弾いたり曲を作ったり真剣でした。またあの頃に戻るだけです。人が集まったらダメなのであれば一人で出来る事を模索します。与えられた環境で何をするか、ポジティブなアイディアを考えてみます。

そういえば映画「レオン」を久々に観て影響を受けたのか、小さい植物を育てることにしました。

毎日窓を開けて換気して、お気に入りプレイリストを再生しながら木に水を上げるのはとても気分がいいです。人がいないので、小鳥ちゃんたちの声もよく聞こえます。お気に入りのプレイリストは「Best of Verve Records」。朝のコーヒータイムが最高です。

みなさんのお気に入りプレイリストがあったら今度教えてください。

メタルは充分知っているのでいいです。

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