平素よりお世話になっております。今日の更新は8月8日9日に行われた新田恵海ライブ「ToE Day1~2」について振り返ります
抜き足差し足ショボン足
「平日に中野サンプラザ?」「しかも2days?」と聞き直してしまうくらい驚いた2days公演。セットリスト会議にもバンドメンバーが参加して色々アイディア出し合ったり。コンセプトを確認しつつギタリストとして頭をひねってみたりしました。
いやーしかし初日、8日の盛り上がりは凄かったですね。ロックバンドのライブ状態。アコースティックセットもあったりで外タレみたいでしたね笑
坂本も今回ばかりは思う存分バンドのギタリストとして楽しみましたよ。新田選手も言っていた通りまさに「優勝」という感じでしたね。「思う存分行け」「前に出ろ」「MCも存分に」という事だったので炸裂させてみました、調子に乗ってすみませんでした……笑
ホールクラスだと通常、メンバーが前に出たりっていうステージングはリハーサルしてカメラワークや照明の打ち合わせをしますが、この日は当日のオーディエンスの反応やステージの熱量でかなり勝手に動いてます。まあ、そういう意味でも本当に「ライブハウス状態」な訳です
とは言え、ホールクラスでライブハウス状態でライブやったらしっちゃかめっちゃかで正直な所、残念な事になりがち。それが上手く行ったのはやっぱり2015年から積み重ねてきた本人とバンドメンバーみんなの経験値があるからなんだと思います
9日は新田恵海が辿ってきた軌跡を振り返るライブ
いままでライブ用にアレンジしてきた様々なフレーズを一旦すべて切り離して、原曲に近づける作業は想像よりも大変でした。身体に染み込んでしまったのでつい弾いてしまいそうになるんですよね
例えば「探求Dreaming」のサビ前のストリングスにギターを重ねている箇所とか、「言葉より強く」のエンディングソロとか……原曲に無いギターフレーズを追加してる事がかなり多いので思わず弾いてしまいそうになります
それからライブで染み込んだ様々なムーブなどのアクションを一旦排除するのは思った以上に難しいものでした
本編もリリース毎に振り返って進行していく内容に、皆さんも色々と思い出を重ねたりして聞き入っているのがよく伝わってきました。こちらも演奏しながらパシフィコを思い出したりTDCHを思い出したり。不思議なものです。
さてそんな2日間のライブの模様がBlu-ray2枚組というボリュームで2018年1月17日にリリース決定との事です
これはマストバイですな。
2015年にemitsun bandのメンバーとして参加させてもらってから変わりませんが、彼女の10周年記念ライブを楽しみにしています。その時の会場が小さなライブバーであれ、マジソン・スクエア・ガーデンであれ。そのときに自分がバンドにいてもいなくてもね。ミュージシャンとして、表現する人間として、「続けること」は大切で、そして難しい事だと思っています。続けた先に何があるのか、それは続けた人間じゃないとわからないですから。それを経た上でどんな歌を歌ってくれるのかが楽しみですよね。
きっとまだまだ旅の途中の、彼女の2017年2Daysライブ。emitsun bandのギタリストとして参加させて貰って光栄でした。バンドメンバーは勿論のこと、スタッフ、テックチームの皆さんにも本当に感謝しております。
そして最後はやはり…..
恵海人のみんな、愛してるよ